皮下脂肪というやっかいもの
皮下脂肪が俄然注目を浴びています。メタボリック症候群も流行語になる勢いです。皮下脂肪とは、名前からも分る通り皮膚の下についている脂肪のことです。指でつまむことができる脂肪を皮下脂肪と呼ばれます。
つまんだ時の厚さでどの程度脂肪がついているのかを知ることができます。内臓脂肪が、付きやすく取りやすいのに比べて、皮下脂肪は、付きにくく取りにくいという特徴があります。
取りにくいといっても、マッサージやダイエットなどをきちんと実行することで確実に解消出来ます。一般的に皮下脂肪は内臓脂肪に比較すれば生活習慣病の原因にはなりにくいといわれていますが、皮下脂肪が溜まって解消されないままだとセルライトができやすくなるので注意が肝心です。
皮下脂肪はお腹の周りや二の腕、背中に多く付いて、セルライトが含まれている場合には、皮膚がデコボコしてしまいます。
皮下脂肪を燃焼させるには?
皮下脂肪を撃退して減らすためには、運動が最も効果的です。日常的に継続的にとにかくこまめに動くことが一番です。皮下脂肪を分解して燃焼させるためには、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動がたいへん効率がいいとされています。
また、運動することで筋肉がついて新陳代謝も活発になり、消費カロリーが増大しますので、より効果的に皮下脂肪の減少を促進します。ただし、最低20分は行わないと有酸素運動とはなりません。
美容整形外科やクリニックでしたら、皮下脂肪はもちろんセルライトも取ることが可能な脂肪溶解注射もあります。また、エステティックサロンでは、ジェルでの皮下脂肪マッサージや吸引で脂肪を燃焼することで皮下脂肪を減らします。
この他皮下脂肪を自宅で測定できる、携帯型の超音波エコー計測装置もありますから、ダイエットの参考にもなります。
皮下脂肪と漢方薬
皮下脂肪対策には漢方の力が大いに役立ちます。漢方の持つ穏やかで体に優しい効能が、現在見直されて服用する人が増えています。
漢方では、固太りタイプの肥満には「防風通聖散」、水太りタイプには「防巳黄耆湯」などという具合に症状や体力に応じて漢方薬を使い分けています。
体力があって便秘がちな人によく使われる「防風通聖散」は、皮下脂肪だけでなく、内臓脂肪を燃やして、生活習慣病の発病を防ぐとともに、基礎代謝量を向上させて、消費エネルギー量を増やして、痩身を助ける働きがあります。
「防巳黄耆湯」は、色白タイプで汗かきの疲れが出やすい水太りタイプの人に向いています。膝の腫れや痛みにも効き目があります。脂肪を減少させるには、食事と適度な運動が基本となりますが、漢方を使うことにより、色々な症状を同時に改善できるという利点があります。
